ライダーに欠かせないアイテムのひとつと言えるのがバイクブーツ。実用性とファッション性を兼ね備え、バイクに乗る時には必ず履くという人も多いでしょう。時には、飽きて履かなくなったり、バイクを降りたりすることで不要になることもあると思われますが、そんな時には買取に出すのがお勧めです。
売却のコツを押さえお得に手放しましょう。
ブランド系なら売りやすい
買取をしてくれると言っても、何でも引き取り対象になるわけではありません。基本的にはブランド系のバイクブーツに限定されます。ノーブランドの物は元々の価値が低く、中古での需要が少ないです。利益を乗せにくい物は買取店からも不人気ゆえ、下手をすれば0円査定の可能性もあります。
一方、名のあるブランドですと、多少程度が悪くても売れる可能性が高いです。使い古した物でも価値を付けてくれることもあるため、捨ててしまう前に査定に出すのがお勧めですよ。
新品状態に近い物が人気
査定価格はやはり、いかにもユーズド品という物よりも、新品に近い物の方が高くなりやすいです。自分には似合わなかった、サイズ間違いをしたなどで、殆ど履いていない物ならば、減額をされにくく高値で売れるチャンスがあるでしょう。
ただ、保管方法が悪い物などですと、価値は下がってしまいます。使わないからと雑にバイクブーツを扱っていることもあるかもしれませんが、カビが生えたり型崩れをしたりすると、商品価値がなくなり売れなくなることもあるのです。
普段の管理状況で金額は違ってくるため、日頃から大切に保管をするのが買取で失敗をしないための秘訣と言えます。
手入れで印象をアップ
バイクブーツを使っていると、油汚れや砂汚れ、汗などで汚くなってしまうことがありますよね。買取に出すのならそうした汚れをきちんと取り除いておきましょう。汚れの存在は使用感を強く感じさせてしまうため、大幅に減額されてしまうことも少なくないです。
ソールをブラシで洗う、クリームやオイルで汚れを落とすなどすれば、見た目の印象が良くなり査定価格が下がりにくくなるはずです。なお、クリームなどを使用する場合、素材に合わない物を使うと色落ちやシミの原因になることがあります。
適したメンテナンス用品を使って適切に磨くことが大切です。インナーに関しては濡らして固く絞ったクロスなどで拭き取るようにしましょう。無暗にビショビショに濡らしてしまうと、中からシミができてしまう恐れがあります。
また、拭いた後はしっかりと乾燥をさせないと、カビの原因にもなりますので注意が必要です。仕上げとして消臭スプレーを吹きかけ、ニオイ対策を行っておくのもお勧めです。細かいホコリなどが溜まっている場合は、掃除機で吸ったり、ガムテープで貼って剥がすを繰り返したりするとキレイにできますよ。
買取店選びのポイントは？
査定に出す買取店のチョイスですが、バイクブーツに関してはバイク用品店に相談へ行くのがお勧めと言えます。一般のリサイクルショップでも売ることはできるものの、専門性がないためにあまり金額が高くならない可能性があります。
ブランドの価値や市場ニーズなどに精通している、バイク用品の専門店の方がしっかりと査定をしてくれることもあるのです。
もし近くに店舗がない場合でも、出張や宅配買取に対応しているところもあるため、こうしたサービスも視野に入れながら査定を受けてみましょう。
複数店を比較すべし
1円でもお得に売りたいのならば、色々な買取店に査定を依頼することをお勧めします。査定結果は一様ではなく、金額に差が付くことがままあります。千円単位の差が生まれることも珍しくないですし、これは結構大きな違いですよね。
そうした差で損をしないためにも、複数店から査定を受け比較をしなければいけません。手間になるため少し面倒に思うかもしれませんが、手間を掛けただけの収穫を得られることもあるはずです。メールを送ることで大体の査定価格を教えてくれるところもありますので、簡易査定を利用しながら、高く売れそうな買取店の当たりを付けるのも良いかもしれないですね。
まとめて売るとお得になりやすい
バラでも買取はしてくれますので、バイクブーツ一足だけを売りたいという時にも気軽に査定に出せます。ただ、他にも不要な物がある場合は、セットにして査定に出すようにしましょう。単品ですと価値が付きにくい物でも、まとめて出すと売れることもあるのです。
別にバイクブーツだけに拘る必要もありません。ウェアやヘルメット、プロテクターなど、バイク関連のアイテムならまとめて引き取ってくれることが殆どです。売り手も一緒に処分ができますので簡単で良いですよね。ただまとめて査定に出すと、一点一点の金額が分からなくなることもあります。
タダ同然で引き取られてしまう物も、中にはあるかもしれないため、個々の金額をきちんと示してくれるところの方が安心です。どういった査定システムになっているのか、確認の上で利用しましょう。
個人売買は高く売れやすいものの
売却処分をする方法には、買取店の利用以外にも、ネットオークションやフリマアプリなどでの個人売買で売る選択肢もあります。はっきり言って、金額で言えば個人売買の方が良くなりやすいです。買取店は利益を乗せる必要があるため、どうしてもその分安く引き取らざるを得ません。
その点、個人売買はマージンを無視した金額で取引をすることができます。その上、自分の好きな価格で売りに出すことが可能で、このくらいで売りたい、という希望を叶えやすいでしょう。したがって自分で売ってしまうのもお勧めの方法であり、その方が納得して手放せることもあるはずです。
ただ、個人売買を行う際にはそれなりの短所があります。例えばクレームが入ってくる可能性がそのひとつです。汚れや傷などに文句を言われたり、梱包のことで不満を漏らされたりなど、こちらがきちんとやっていても、何かしらクレームをもらうこともあるのです。
また、売れたかと思ったら、代金を支払ってもらえず取引が進まないというケースも、決して珍しくありません。気持ちの良い取引ができなかったり、予期せず嫌な気分にさせられたりすることもあるのが、個人売買の難しいところでもあるのです。
諸々の煩わしさが気になる場合は、やはり買取店に出すのが簡単と言えるでしょう。査定に出して金額に納得ができれば、後は代金を受け取るだけという手軽さです。
不当に文句を言われるなどもなく気持ち良く手放せます。多少は売り値が安くなるというネックもあるものの、そこは利便性とのトレードオフと割り切り活用しましょう。